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人に話したいけど、ちょっと話せないヲタ話。 とは云うものの、結構真面目です。
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エキセントリックな旦那と結婚し、現在オーストラリア在住。考えてみれば、エキセントリックなことばかり好きじゃないかわたし。
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ブリスベンでブラブラしていたとき、痛いニュースという2chがらみなブログをライブドアのリンクかなんかで見た。
おもしろかったので覚えていたのだが、昨日見てみたら、BLがらみなネタが……。

記事は逆にライブドアのファンキー通信からのものだった。

”そう……。そのまま飲みこんで。僕のエクスカリバー……”

元記事(?)のファンキー通信にはない本の表紙までしっかり載せてくれているため探す手間も省けた(探すのかよ?)。
南原兼の本だった。

すげー、意味分からんし。

すぐさま意味が分からないように書くところが御大なのか。
エクスカリバーって、甦る薬か。
とくだらないことを思いつつ、ボーイズラブと云えばすぐに意味は分かったけどさ。
(つうか、エロだと云えば普通の女でも分かると思うが)

ボーイズラブに目覚めたのは、11歳から15歳で全体の60%って、確かに何を基準にどう調べたのか分からんが、凄いな。
マンガ好きから興味がスライド、というのは分からないでもないけど。
でもよ。
『風と木の詩』と僕のエクスカリバーは大分色合いが違いまっせ。
私の中では、芸術的価値の高いヌード画とエロ写真ぐらいの違いはせめてある。
(あんまり変わらないですか、もしかして……)

でもって、2ちゃんねるの反応を見て、ちょっと受けた。
すでに今月のDL量(オーストラリアなんてっ!)を使い切ったため、もはや反応を読みに行くのさえ重くて無理だから記憶に頼るしかないけど。
ごもっともな意見が多い。

私の知り合いにも母が腐女子だった人がいた。
いや、そんなことを云っていいのか?
あれは驚いた。

僕のエクスカリバーはな……。
(なんだっけ。僕のは竹光と書いてあったコメントがあって、座布団一枚だよ)

ヲタクと腐女子なんて分けているのは2ちゃんぐらいだと誰かがコメントしていたが、確かに平たくすれば一緒か?
しかし、前から思ってるけどヲタクはいいとして、なぜ腐女子……。
言葉悪すぎ。

ふと思ったけど、ここでもカテゴリをBLとゲイに分けているけれど、分ける必要は別にない。
何で分けたんだっけ。と悩んだが思い出した。
読み手に都合がいいかと思って。
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前髪の美少年と云ったほうがかっこいい気がするが、イマイチ気になるので正確に記してみた。
「武士道とエロス」の中にある挿絵を見ていたら、若衆の着物がやたらと華美なのに驚いた。
よもや、男の衣装ではない。なんでこんなにきらびやかなのか。
美少年が美女と同等の価値を持っていたからに決まってるじゃない、もちろん。
と云う声が聞こえてきそうだ。

若衆木偶(わかしゅうにんぎょう)なるものがあり、それは大人の愛玩物であったとも書いてある。
いやーん、なんだかいやらしいわ。
なんて云っている場合か。

しかし、環境の違いとは恐ろしい。
今こんなことやったら、幼児虐待の罪になるんじゃないか。少年愛なんてもってのほかだ。
昔はOKだったのに、今はダメなんて! という人々が絶対いるに違いない。
そういや、前にうだうだ考えていた幼児虐待と少年愛ってここらへんで私の中で???マークが飛び散るわ。
何が正しくて、何が間違いなのかって、絶対的ではなくて、相対的なことなのかしらね。

九州地方、土佐地方などでは、土地の風習により、武士の倅で義兄弟の契りを知らぬ者はなく、そんなのイヤッ! と拒否でもしようものなら、集団で押しかけていってその少年を犯したそうな。
しかも、親兄弟はそれについては干渉しなかった。
いや~、なにせ伝統的な風習だからってことで。
無理矢理だよな~。
今ちょっと、昔の夜這いの風習を思い出してしまった。
(あんまり詳しく知らないけど、似てそうな気がする)

そのときの少年の気持ちってどんなもんなんだろう。
人によって違うんだろうが、環境が環境だと、いや~ヤラレちゃったよ、って終わるのかしらん。
なんだかそれじゃ、やおい小説みたいだなあ。
(とはいえ、暗く沈んで深い傷が残ったほうが辛いだろうが)

っていうか、昔の男色文化華々しきときのそういうお話って、今のやおい小説と似てるのじゃないかと思わんでもない。
二人は当然のように恋に落ち、愛し合うのだ。
なんせ、そこではそれが普通の世界だから。

江戸時代は魅惑の時代だ。
武士道とエロス

先日、ついに「武士道とエロス」を読み終わった。
ずっと所有していたが、なぜか読んでなかった奴だ。
武士道とエロス。
と聞いただけでも、魅惑的なのになんで今まで積読だったのかよく分からない。

内容はと云えば、武士社会、戦国時代から江戸初期にかけて日本で花開いた衆道(男色)についてである。
高校時代、日本史をやっていて(途中から都合上、世界史に変えたが)なぜにそのとき教科書にもっと載せていなかったのか。もし載っていたら、力の入れようも変わっていただろうに、と思うのは私だけだろうか。
日本史だけではなく、古文でもあるけれど(たしか坊さんと稚児の話とかあったのを覚えているわ)西鶴の男色大鏡とかテキストにしたら、くどいようだが私の興味も倍以上に湧いたと思う。

なぜに戦国時代から江戸初期にかけて男色が流行したのか。
流行したというのもおかしいけど、前後にそういう資料がなかったとしたら、やっぱり流行になるのかしらん。
そもそも男色が女色と並べられて、普通に語られていることから、男色自体が変態的なことだとかいう偏見はなかったらしい。
ということは、それ以前も男色は普通のこととして見られていたのかしら。
この本によれば、明治初期あたりまでそれでも男色は普通のことと認められていたらしいから、その後の反動は同性愛者にすれば厳しい時代だったよなあ。

歴史的文献にはあまりにもさらりと書かれていたため(私だけがそう思っていたのか、あまりにも当然のことなのであっさり書かれていたのか)、信長と蘭丸だとか、家光の男色だとか、イマイチぴんとこないでいた私だが、今さらながらにその深い意味と親密な関係を思い知った。
義兄弟の契りには、肉体関係が含まれていた、という主張に、ほほ~と納得させられながら、日本、しかも江戸時代の日本って、ホントにパラダイスだったのね、と、あらためて江戸ファンになったわ。
韓国からきた官吏に「あんたんところの国の風俗は変わってる」と云われて、笑いながら「あなたはまだ男色の楽しさをご存じないから」と答えてしまう日本って国はなんだろなあ。

兄弟の契りは、そもそも武士社会で少年がやっていくに当たっての保護者と交わすものだったらしい。
武士としての能力を磨くため、女性との関係を遠ざけていたこともあり、少年と保護者の関係は、武道以外のところにも及び……。
そもそも少年ってあたりが、微妙だわねえ。はかなげな美しさでは、女性美はかなわない。
一旦交わした兄弟の契りは、簡単に破られることもなかったらしい。
少年愛から、男同士の固い愛に育つのか。

環境って凄いもので、男色が普通のことと捉えられていた時代(現代ってそういう点じゃ逆行してる)、ゲイもバイもなかったんじゃ、とすら感じる。
男ってものは、結構そういうふうにできているのか、それとも、経験してみればやっぱり結構楽しいのか。
(まあ、女同士もそれはあるだろうが)
あ、でも、いかつい男同士の愛から始まるんじゃなくて、前髪の美少年との恋から始まる辺りが、やはり、
「美しいモノが嫌いな人間がどこにいて?」
って感じで、男も女も美しいのが恋をする対象と感じる。
美しい男も恋の対象なんて、女の私には分からない分(美少女が恋の対象っつうのもないしな~)、萌えなのかも。
またまた英語の勉強を強いるような感じだ。
しかも全然ゲイとかじゃないので、このカテゴリーだ。
イギリスのBBCで放送していたシットコム(シチュエイションコメディ)であるBlack Books である。
主人公バーナードブラックは古本屋の主人、と云っても個人経営だが、かなり壊れている。
隣りでニューエイジの店を開いている(でもシーズン1だけみたいだ)フランという女友達と昼からワインを呑んだくれ、仕事どころじゃない。
そこへやってくるマニー、元会計士をひょんなことから雇うことになる。
コメディだから、どこから見ても同じだよ。
と云われたが、初回は最初に見ないとやっぱりおかしい。

この話、ひたすらナンセンスで、コメディらしく出来不出来があるけどおもしろい。
マニーは侍ハゲみたいな男だが、ドラマの中で一番マトモなタイプである。
バーナードは訳分からない。
フランもマトモそうだけど、やっぱりどこかが。

後半になって、マニーとバーナードはなぜかケンカしながらも二人で一緒に住んでいるらしいことに気づいた。
一方的にマニーが虐められてると云ったほうが正しいか。
シーズン3の一話で、二人は大ゲンカをするのだが、強情バーナードは謝ろうとしない。
マニーが居ないとまともな生活も出来なくなっているバーナード、とうとうおかしくなってしまい、一方転職先で髪を切れ(侍ハゲだから)と云われたマニーはそこから逃げ出してバーナードの元へ(と云っても隣りだけどな)。

そこでバーナードが吐いた言葉が、
「彼は僕のだ」

私、何か違うドラマを見てるのかと思ってしまったよ。
こうして二人は仲直りしたのだが、すぐさま相変わらずのナンセンスでマニーを虐めるバーナード(こういうキャラだから)。
なぜか少し喜んでいるマニー(←その表情がおもしろい)。

シーズン1の最後でも、少し怪しげなマニーの危機があったけど、いや~、マニーったら侍ハゲなのになんであんなにラブリーなのかしら。

と云っても、私は顔はバーナードブラック役のDylan Moran のほうが好きだが。
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最近、本を読んでいる。
こちらの図書館で借りてくるのでもちろん英語である。
ミステリ好きだが、翻訳モノが苦手な私は主に和書を読む。もちろん、翻訳も読むが、どうせなら英語で読めたら一番いいなといつも思っていた。
翻訳もので買って、挫折していた「目は嘘をつく」という純粋にタダのミステリー本を図書館で見つけて読んだ。英語が難しくなくて読めてしまった。
0786888474Trick of the Eye
Jane Stanton Hitchcock
Miramax 2003-06

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(いや、ヒロインの友達がゲイだったな)
調子こいて、また借りてきたのだがこれまたおもしろい。
やはり言語を習得するには読書が一番か? いつも読み飛ばしてちゃそれもだめか。

ふと、テリーホワイトとかあったら、マジメに読むかも。
と思って図書館を当たったがなかった。小さい図書館だからなあ。今度、ステイトライブラリに行ってみよう。

私に合ったレベルの本を見つけるのは難しい。
翻訳ものをあまり読んでないせいで、知ってる名前も限られてくるし、読んでる作家はもっと限られてくる。
ネットでゲイものを調べるべく(なぜかそこへ行く)アマゾンのゲイレズビアンセクションを覗いてみた。

がが~ん。

なんと、BLの翻訳ものがあった。
BLの英語訳本である。どうしてこれが選ばれたのかさっぱり分からないが、限られた英訳BL本に選ばれるとはおもしろいのだろうか??
思わず注文しよう、とは思うわけがないが(送料が高すぎる)、売れてるのかねえ。
少し興味が湧いたので、アメリカのアマゾンにも行ってみた。

が、が~ん!!

なんと、sort by bestselling で二ページ目にやおいもんが!
(というか、yaoi と書いてあるし)
驚きました。

そういえば、図書館にもふしぎ遊戯の英語版マンガが置いてあった。
字すらマトモに思い出せないが、ミドリンが声を出していたキャラがいたよな。
ということで覚えている。

ど、どうだろう。
この線から英語に親しむと云うのは。
なにも英語でやおわなくっても……、と思いつつ、私レベルでも読める英語のゲイ文学をいつか探そう。
もちろん私はミステリ路線で。

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