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人に話したいけど、ちょっと話せないヲタ話。 とは云うものの、結構真面目です。
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エキセントリックな旦那と結婚し、現在オーストラリア在住。考えてみれば、エキセントリックなことばかり好きじゃないかわたし。
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前髪の美少年と云ったほうがかっこいい気がするが、イマイチ気になるので正確に記してみた。
「武士道とエロス」の中にある挿絵を見ていたら、若衆の着物がやたらと華美なのに驚いた。
よもや、男の衣装ではない。なんでこんなにきらびやかなのか。
美少年が美女と同等の価値を持っていたからに決まってるじゃない、もちろん。
と云う声が聞こえてきそうだ。

若衆木偶(わかしゅうにんぎょう)なるものがあり、それは大人の愛玩物であったとも書いてある。
いやーん、なんだかいやらしいわ。
なんて云っている場合か。

しかし、環境の違いとは恐ろしい。
今こんなことやったら、幼児虐待の罪になるんじゃないか。少年愛なんてもってのほかだ。
昔はOKだったのに、今はダメなんて! という人々が絶対いるに違いない。
そういや、前にうだうだ考えていた幼児虐待と少年愛ってここらへんで私の中で???マークが飛び散るわ。
何が正しくて、何が間違いなのかって、絶対的ではなくて、相対的なことなのかしらね。

九州地方、土佐地方などでは、土地の風習により、武士の倅で義兄弟の契りを知らぬ者はなく、そんなのイヤッ! と拒否でもしようものなら、集団で押しかけていってその少年を犯したそうな。
しかも、親兄弟はそれについては干渉しなかった。
いや~、なにせ伝統的な風習だからってことで。
無理矢理だよな~。
今ちょっと、昔の夜這いの風習を思い出してしまった。
(あんまり詳しく知らないけど、似てそうな気がする)

そのときの少年の気持ちってどんなもんなんだろう。
人によって違うんだろうが、環境が環境だと、いや~ヤラレちゃったよ、って終わるのかしらん。
なんだかそれじゃ、やおい小説みたいだなあ。
(とはいえ、暗く沈んで深い傷が残ったほうが辛いだろうが)

っていうか、昔の男色文化華々しきときのそういうお話って、今のやおい小説と似てるのじゃないかと思わんでもない。
二人は当然のように恋に落ち、愛し合うのだ。
なんせ、そこではそれが普通の世界だから。

江戸時代は魅惑の時代だ。
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