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人に話したいけど、ちょっと話せないヲタ話。 とは云うものの、結構真面目です。
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エキセントリックな旦那と結婚し、現在オーストラリア在住。考えてみれば、エキセントリックなことばかり好きじゃないかわたし。
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Gyao で無料放送だったので、ついつい見てしまった『愛のコリーダ2000』。
監督は大島渚。

映画は実話である阿部定事件を再現してるようだ。
ネットで見た阿部定事件を見ると、映画の話そのもの、どころか私がちゃんと汲み取れなかった愛まで読めるのだ。

とはいうものの、どうやってセックスばかりの映画に愛を感じろと?
愛あるセックスとかいうけれど、巷には愛ないセックスがあふれてるし、やってるときはケダモノっぽい。男女のソレは生々しくて、この人たちはなんて絶倫なんだ。
と思わずにはいられなかった。

そういえば、ボーイズラブにもセックスシーンは付き物のようになっている。
ボーイズラブの書き方でも、あったほうがいいみたいな感じだったし、私も(他の人に比べると)数少ないBL本経験で、ああ、BLってHがないといけないんだな。と感じたし。

そう考えると、BLと愛のコリーダは共通点があるかもしれない。
阿部定と吉蔵のセックス三昧の日々は、愛ゆえのこと、BLでの攻めと受けのセックスもまたしかり。
愛ないセックスはあんまり受けないらしい。
あるとき、ぱふか、活字倶楽部の中のBL紹介ページの最初の漫画にそんなのを見た覚えが。
私も愛のないセックスなんて、読んでて楽しくないと思うわ。やっても楽しくないと思うわ。ただ、阿部定みたいにモノにあれほど執着しないだけで。

私が歳取ったせいで枯れてしまったのか(そんな歳じゃないワイ)、どれだけ愛を感じる行為でもあれほどしたかないんですけど。
典型的現代人で、自己中で、ただ自分の時間のほうが大事なだけかもしれないけれど。
それにあれはファンタジーだよなあ。
読んでる分にはいいかもしれないけど、実践したら絶対疲れると思う。

愛を感じるから、ものすごく気持ち良いのかもしれないが、気持ちいいからやり続けてるんじゃ、愛なのか、肉体的満足のためなのか(1セットだろ)分からなくなってくる。

所詮、男女の行為だから生々しいだけなのかも。
男同士だと、自分の知らない世界、ということで、『セックス三昧で愛』が分かり易く感じられるから不思議だ。
しかし、激しいなあ。
阿部定と吉蔵の関係が、ああいうものでなかったら、そして関係がもっと安定しているものなら、あんな結末にはならなかっただろうに。
あの状態は、いつまで保つことが可能なのだろうか。
違う結末を見てみたかったなあ、と思ってしまう。
愛のコリーダ 完全ノーカット版
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