カニバリ小説

人間が人間を食うのには、食人族みたいに、儀式的なものと後は単純に食料として食べると云うのに分けられる。
なんてことは私には分からん。恐らく他にも誰かがどこかで挙げていたけれど、さっぱり忘れたのでほっておく。

家のどこか探せば、新書で韓国、いや恐らく北朝鮮の食人行為についてのドキュメントがあるはずだ。
食糧不足だから、って理由だったはずだけど、きっちりと読んだ覚えがないので確かなことは分からない。
中国でも子供を食ってたことがあるとか、書いてたのをどこかで読んだけどこれもどこだったか覚えてないのではっきりしたことは云えない。
佐川くんのは告白本になるのか。
霧の中というので、前回書いたように、妄想入りまくりの告白本である。
カニバリ小説と云えば、やっぱり、ひかりごけを思い出す。
これまた実話を元にしているけれど、食に困ってやむにやまれず同胞を食べてしまう話なので、佐川くんの話とは全く違った印象を受ける。
中国だって北朝鮮だって、これと同じように食料がなくて食べたパターンだと思うのだが、これってそれでも究極の選択か。

戦争中は食うに困って自分の腕の肉を食ったとかいう話もあったみたいだし、そこまでいかなくてもネズミや蛇は食べたらしい。
追い詰められれば、異常な行動って感じじゃないのが読めば分かると思うけれど。

他に食料がなければ、人間の死体も食料になりうると云う、異常そうでそう異常でもない話かな？
しかし、できればそんな事態に陥りたくない。

人間の味

私が中学だか高校生だかのころ、ドキュメンタリー映画がやってきた。
その名も、食人族。

タイトル通り、人を食う人たち。
未開の土地に入り込んだあるグループを食人族が襲い、そして食っちゃう。
今だったら、きっと子供は見られない。
がそのときは見られた。
見に行こう、ってなったんだけど、私朝起きられなくて、見そびれた。
残念だったが、今思うとラッキーか？

ドキュメントだから、本気で食われている。
白人グループだが、捕まって下の穴から口に串刺しにされ、生で食べられた？
友達がパンフレットを買ってきてくれたので見たのだが、それだけでも強烈だった。
今でも思い出せる。
緑色に赤字で食人族って書いてあった。

人間以外にも食べ物はあったはずなので、食人は儀式的なものかなんかなのだろうが、人間て旨いのか。
雑食の動物は旨いって聞いたような気がしたが、母の聞いたところによると臭くって固くって不味いらしい。脂も多いらしい。
（何でこんな話したんだっけ）

それで思い出したが、味の素みたいな味だって説も聞いたことがある。
脂が多いのは、きっと太ってる人だからだと思うのだが、違うのか。
（別に確認したくないけど）

昔、日本人男が、白人の女の肉を食べたいと夢見て、フランスで実際に白人女性を殺して食べちゃった事件があったが、彼の中の幻想が凄すぎて、おいしかった、おいしかった、と書いてあるその告白本は嘘くさかった。
（フランスだったか、フランス人女性をどこか別の国だったか忘れた）
解体時に脂があって切り難かったってのだけ、物凄くリアルだと思ったが、実際切ったことないのでリアルかどうか分かるわけないよなあ。

ちなみに、その男（佐川くん）は冷蔵庫に乳房を大事に入れてあったそうな。
その絵って、異様だなあ。
当たり前か。

ＧＷの殺人事件

ＧＷ中になんか変な殺人事件が発覚している。
例の平塚の事件だ。
腹違いの兄（自殺）と妹（他殺）と乳幼児３人の遺体が発見されて、妹のほうの母親が逮捕された。
一体誰の子供が殺されてるのか。
腹違いの兄と妹と、その母親の関係ってなんなのか。
と、ワイドショーにはちょうどいいネタオンパレードだ。

母親の写真と、その娘の写真、今晩とうとう兄（若いころ）の写真も放送された。
若いころの母親は美人だし、その娘も美人、三人あの狭い部屋で同居して、一体何があったのか。
あの子供の死体は一体何なのか。
想像するとちょっと気持ち悪いかな。

と思ったのだが。

いまだ謎に包まれている。
とりあえず、３体の乳幼児のうち、１体は母親の子供と云うことが分かった。
しかも、２２年前に行方不明になった子供だったとは、なんかもう、それだけでも衝撃だった。

私はテレビを聞く派なので、写真が出てるのを知らなかったのだが、母親が美人顔だったので（その後最近のも見て、変わってたので納得）これは歳の差カップルありかとも思ったのだが、ウチの母の中ではすでにストーリーができていたらしい。

それによれば。
母親が気に入っていた義理の息子。
（ここはどうも正しいらしい）
ところが息子のほうは妹が気に入って、母親との仲が悪くなった。
（一緒にいさせて、と書いてあったのが本人の字と実の母が確認。当たってるのかなあ）
娘に嫉妬した母親が娘を殺害。

まあ、推理と云うには普通すぎる展開だけど、いつのまにそんな話を考えつくか。
今のところ、母親は黙秘してるらしいけど、これって最後まで報道されるのかね。
義理の息子と容疑者の関係は肉体関係ではないと、息子のほうの母親は云ってるけど、そりゃ普通はそうだろうが、事実はどうか分からない。
しかし、一応容疑者と息子は子供のころ親子として暮らしてたんだし、そんな気にはならないだろうというのが、普通の考え方だと思う。

会ったことのない義理の妹には恋愛感情起きるかもしれないが。

本棚は見せたくない

昔、幼女連続殺人で捕まった宮崎勤の部屋の中がテレビで映し出されたとき、押収された本が忘れられない。

「若奥様の生下着」

強烈なタイトルの漫画だ。
ううむ。生下着というのもなかなかの響きだが、若奥様がつくことでさらにイヤらしさが増しますな。
女子高生の生下着はありふれてるけど。
（ホンマか）

本棚を見るとその人の内面が分かるとか。
選んでるジャンル、作家などで、意外にこの人ロマンチスト？　などという発見があったりして。
以前、本屋で高校のときの英語の先生に会って、見ている本がそれこそロマンス系？　だったので驚いたことがある。

ウチの本棚は結構バラけているが、犯罪モノはやっぱり多い。
検死もの、殺人ドキュメント、裁判ドキュメント、推理小説、サイコ小説、などなど。
こんなものに興味があるの、と旦那に云ったら危険人物扱いされた。
もちろん、ゲイ関係もある。
ＢＬもあることはあるし、フェチ小説とか、手に入れば買う。
（最近は買わないけど）

でも、別に誰かを殺したいとか、レズ体験したいとか、全くない。
人を殺したいなんてことも、金輪際思ったことはない。
（それほど執着がない）
人は私を変な人と云うが、本人は実は至極まともであると思っている。
（そういう面では）
じゃあ、何でそんな気分の悪そうなものを読んでるのかと云うと、何で人はそんなことをするのか、どんな心理でそういうことをするのか、理解できないながら、知りたいからだったりする。

ちなみに、最近思うのは、やはり若いころのほうが血の気が多いのか、なんなのか、読んでも平気だったモノが、大人になると気持ち悪い。
子供は残酷だが、大人は子供ほど残酷じゃない。

てことは、子供の犯罪ってそう不思議じゃないのか？
暴論ぽいけど、今の変な犯罪は、大人になりきれてない大人がやってるんじゃ……。

綱渡りの人生

前に働いていた会社、ヤバイらしい。
もう辞めて６年にもなるが、あのころから昇給激減していたし、だから辞められたってのもあるのだが、もはや世の中は給料自体が減ってるんだから、もし今も働いていたら私なんてもうやる気なしなしだろうな。

何もかも、ずっとあるもの、変わらないものなんて思っていたのは間違いだった。
入社したら定年までいるのかと思った会社は危ないし、その前に退職した。
昨日までいた人が死んだり、ずっとあると思ってたお店がなくなったり、世の中何が起こるか分からない。

運転してたら、後ろから暴走車（人のことは云えないかもしれないが）がやってきて、なんか私が結果的にその車の走行を妨害した（つもりないけど）かのように見える事態があった。
黒い車で、地面すれすれになっていて、マフラーなにかなさってます？　みたいな車だったので内心ちょっとビビった。
今まで経験はないけど、絡まれたらイヤだなと。
この人は大丈夫だろう、なんて外見で高を括って、実はタチ悪い人というのは考えられるものなあ。
結局、何もなかったけど、気をつけないと。
車運転中、何かの拍子に殺人、なんてのもあるしな。
（ロードレイジという）
ま、それよりも交通事故のほうが確率高いか。